概要

ものづくりのパートナー 人と技術で地域貢献

   地方独立行政法人山口県産業技術センターは、「ものづくりのパートナー 人と技術で地域貢献」をスローガンに、当センターの長い歴史の中で積み上げてきた県内企業との信頼関係や技術ポテンシャルを活かしながら、県内企業の「中核的技術支援拠点」として、地域経済の持続的発展に寄与してまいります。高度化・多様化する企業のニーズに迅速かつ的確に対応し、技術的解決に向けた研究を行います。各技術分野の課題に対応するグループを設置するとともに、産学公の連携強化のためコーディネータを配置し、企業における技術開発や製品開発の支援を強化します。

 

取組

研究開発

研究開発

   県内企業の技術力向上に役立つよう、技術の改善、新製品の開発等の実用化研究を主体とした研究開発を行っています。また、国等の提案公募型研究開発を活用し、産学公連携の研究開発にも取り組んでいます。

技術相談

技術相談・支援室

   企業の皆様の技術力向上、新製品の開発、生産性向上のため、材料、加工、電子、計測・分析、食品、デザイン等、幅広く産業技術に関する相談をお受けします。

開放機器

開放機器

   産業技術センターに設置されている約200種類の試験研究機器を開放しています。ご使用の際には、担当職員が操作方法を説明します。

会議室・ホール

会議室・ホール

   100名(教室形式)を収容できる多目的ホールや研修室・会議室を貸し出しています。

貸研究室

貸研究室

   隣接地に新事業の創出を支援する貸研究室(新事業創造支援センター)も併設しています。

依頼試験

依頼試験

   製品、原材料等の各種試験・分析・測定等を行い、その結果の試験報告書又は成績書を発行しています。また複雑な試験もオーダーメイド試験として実施します。場合によっては、出張試験も可能です。

受託研究・共同研究

受託研究・共同研究

   受託研究は企業の技術的な課題解決や新製品開発などを支援するため、産業技術センターが委託を受けて研究を行います。

   共同研究は産業技術センターが実施している研究開発に関連する共通の課題を設定し、企業や大学等と協力して研究を行います。

技術者研修

技術者研修

   新技術や研究開発能力、特定技術(分析、計測機器操作技術)などを習得して頂くため、企業技術者を一定期間受け入れ、産業技術センターの職員が実務研修を行います。また、職員が企業に赴いて研修することも可能です。

情報提供

情報提供

   研究成果等について、研究発表会・研究会・研究報告・ホームページ等で広く公開します。また、産業技術に関する文献、日本産業規格(JIS)、各種資料等を収集、整理して閲覧に供しています。科学技術文献の検索サービス(JDreamⅢ)の提供も行っています。

 

施設概要

 

センター航空写真

宇部市の新都市(あすとぴあ)に、山口県が平成11年に整備したもので、共用棟および研究棟(南棟、中棟、北棟)から構成されています。また、平成16年には企業が利用できる新事業創造支援センター(全12室)を隣接する場所に設置し現在に至っています。

所 在 地 〒755-0195 山口県宇部市あすとぴあ4丁目1番1号
敷 地 面 積

建物延面積
54,079.29㎡

山口県産業技術センター
事務室・実験室 15,712.67㎡
(鉄筋コンクリ-ト造陸屋根、ステンレス鋼鈑葺地下一階付四階建)
一階 7,260.92㎡
中二階  397.62㎡
二階 4,669.27㎡
三階 1,592.83㎡
地下一階 1,792.03㎡
実験室・倉庫 157.56㎡
(鉄筋コンクリ-ト造陸屋根地下一階建)
車庫・倉庫 73.22㎡
(鉄筋コンクリ-ト造陸屋根平家建)

新事業創造支援センター
実験室・倉庫 891.00㎡
(鉄骨コンクリ-ト造陸屋根平屋建) 

計 16,834.45㎡