公開日 2011年07月12日
以下のような記事が掲載されています。 日刊工業新聞:7月12日
サン精機(山口県萩市、楠牟禮勲社長)が2004年に発売した搾油機の累計出荷が800台を突破した。
最大処理量が1回当たり3kgと少量生産に対応できるのが人気だ。地域振興の一環として農産物
加工所や大手食品会社の研究開発部門や大学などが導入する事例も多い。
開発のきっかけは、農業事業者から山口県産業技術センター(山口県宇部市)に寄せられた「無農薬の
植物油を生産したい」という要望だった。だが、国内で小型搾油機を生産している会社はなく、
同センターと技術指導で付き合いがあったサン精機会長に開発が持ち込まれた。