材料技術グループ概要

 グループ概要

 金属材料や有機・無機材料に機能性を付与し付加価値を高めるため、表面処理技術、化学合成技術、材料評価技術の研究開発や技術支援に取り組んでいます。表面処理技術では「めっき」、「PVD」を用いた高機能薄膜、化学合成技術では「油脂」、「ナノ粒子」、「フィラー」等の機能性材料の開発を目指しています。材料評価技術では金属材料や有機・無機材料の物性評価を行っています。

 このような技術相談に対応します

・湿式および乾式表面処理に関すること。

・有機化学、無機化学に関すること。

・材料評価(塩水噴霧試験、金属組織観察、プラスチック物性試験、表面分析、X線応力測定、電気化学測定等)に関すること。

平成28年度研究テーマ

 めっき法によるアルカリ水電解用活性陰極の開発

 アルカリ水電解用電極の評価技術の確立とCo-Sn合金めっき皮膜の改造制御技術の開発を行いアルカリ水電解用活性陰極を開発する。

 プラズマCVD法によるドライコーティング膜の信頼性向上に関する研究

 ドライコーティング膜の実用化においては、膜の付き回り性や密着性等の信頼性が不十分である。本研究では、実部品上で十分な信頼性を得ることを目的として、皮膜の付き回り性と密着性改善について検討する。

 鯨油を利用した飼料および塗料の開発

 県内資源である鯨油に含まれる不飽和脂肪酸(DHAやEPA等)は、酸化などにより架橋・高分子化する性質を持ち、バインダー樹脂としての利用が期待できる。本研究では鯨油の酸化および高分子化を検討し、飼料および塗料として活用した製品の開発を行う。

 廃棄される印刷用トナーを用いたリン酸系難燃剤開発

 難燃剤の主原料であるリン酸二水素アンモニウム粉末に耐水性を持たせるため、廃トナーを用いた耐水性コーティング技術を開発する。

 チタン製インプラント材への表面処理技術の開発

 人工骨などの医療用チタン製品への応用を目指し、加工時に発生するバリを除去するための電解研磨技術と耐食性と生体親和性を兼ね備えた皮膜を形成するための表面処理技術を開発する。

 ケナフ繊維複合ボード端材と容器包装リサイクルプラスチックの複合化による低コスト高強度射出成形自動車部材の開発

 自動車産業におけるコスト削減や環境対応のためのリサイクル率向上への要望に対応するため、ケナフ繊維複合ボード端材と容器包装リサイクルプラスチックの複合化を行い、ポリプロピレンと同等の性能を持つ低コストで高強度な射出成形用部材の研究開発を行う。

これまでの研究成果

材料技術グループの対象分野

・表面処理(めっき、電解研磨、PVD、CVD、化成処理等)湿式めっき技術、CVD等のドライコーティング技術、金属材料の腐食・防食技術

・プラスチックリサイクル(プラスチックリサイクル材料の成形方法や分析評価等)

・県産天然油脂の活用

・機能性材料(フィラーやナノ粒子等)

・材料評価(表面分析、組織観察、電気化学測定、X線応力、耐食性試験等)

研究開発・技術支援の成果事例

 技術支援

 研究開発

 技術シーズ

主な開放機器