公開日 2011年01月17日
LEDは省エネ・長寿命であることから、電球型及び蛍光灯型照明を中心に、一般照明として普及しつつあります。
これまでの製品開発では、LEDの個体差の管理、指向性の高さや点光源といった光学特性の制御及び放熱対策技術などに注意の多くが払われてきました。
しかしながら、普及が急速に進むにつれ、電気用品としての安全性・信頼性についての評価が必要とされつつあります。
本年度は、これまでの講演会・講習会で行ってきました、回路設計、光学的特性評価、信頼性評価等の各技術に加えて、各種設計技術(光学、放熱)、安全性・信頼性評価技術(電気用品安全法、EMC技術)に関する講習会及び産学における最新の研究・開発動向、規格の整備状況・マーケットの実態等に関する講演会・講習会を行います。
今回は、本年度最後の研究会として、「熱計測と熱対策に関する講習会」及び「LED基板を対象に熱測定の実習」を行います。
LEDは投入電力が小さいものの、他の照明と異なり赤外放射による放熱がほとんどありません。このため周到な熱設計が必要になります。
本講習会では、最初に伝熱の基礎とLEDの放熱特性について解説し、次に熱設計において注意すべきポイントについて解説いたします。
最後に、温度測定における留意点について実演を交えながら行います。
現在、LED分野へ取組を行われている企業、今後取組を計画されている企業の皆様のお役に立てる内容となっています。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
対象 LED分野へ取り組まれている企業(今後の予定含む)
日時 平成23年2月4日(金) 13:00~17:20
場所 (地独)山口県産業技術センター 第2研修室(宇部市あすとぴあ4-1-1)
参加料 無料
定員 25名程度
(締切) 平成23年1月28日(金)
お申し込みはこちらからお願いします。