公開日 2021年11月02日
当センターは令和3年10月29日(金)に、台湾のPlastics Industry Development Center(PIDC)と了解覚書を締結しましたのでお知らせいたします。
山口県産業技術センター 左:川村 宗弘 理事長 右:北村 敏克 副理事長 |
PIDC 左:蕭耀貴(Yao-Kuei Hsiao)總經理 右:邱政文(Zen-Wen Chiou)副總理 |
1 了解覚書の概要
(1)締結の目的
プラスチック分野における研究協力
(2)締結日
令和3年10月29日(金)※書面のやり取りにより締結
(3)締結期間
締結日から3年間
(4)主な内容
・プラスチック分野に関する技術情報の交換及び共有
・共同プロジェクトの検討
2 経緯
産業技術センターは、プラスチックのリサイクル技術の研究開発を通じて県内企業への支援を行っています。令和2年11月には、PIDCからの要請を受けて産業技術センター研究員がプラスチックのリサイクルに関する講演を行いました。以後、PIDCと情報交換等の交流を続けてきており、このたび上記内容に合意しました。
【参考】PIDCについて
台湾のプラスチック分野の研究開発及び国際的な競争力強化を目的として、1993年に台湾経済産業局とプラスチック業界によって台中市に設立された研究開発機関です。台湾のプラスチック業界は98%以上が中小企業であり、単独での研究開発等が困難であるため、PIDCが研究開発及び技術教育における中心的役割を果たしています。