令和３年度に公益財団法人JKAのオートレースによる補助を受け、「万能材料試験機」、「質量分析装置付熱分析装置」を整備しました。

これらの機器は、開放機器として企業の皆様にご利用いただけます。

 

万能材料試験機

 

【用途】

   金属や繊維強化プラスチック等の材料の引張試験、圧縮試験、曲げ試験を行います。油圧で試験体を変形させながら荷重や伸びを記録することにより、材料の強度（引張・圧縮・曲げ）や耐力、弾性率等を測定します。

【仕様】

　・最大試験荷重：1000kN

　・最大ストローク：250mm

　・伸び計：接触型（差動トランス式）

非接触型（ビデオ式）

【メーカー】

株式会社島津製作所

【型式】

　UH-F1000kNX

【使用料】

　1,800円/時間

 

 

 

質量分析装置付熱分析装置

 

【用途】

   金属、無機、有機等の各種材料の熱分析（分解、反応、状態変化に伴う重量変化及び示差熱測定）と質量分析（発生ガスの定性分析）を同時に行います。試料の含有成分について、熱反応、熱分解過程を解析可能です。

【仕様】

　・測定温度範囲：室温～1500℃

　・MS分析方式：四重極型

　・質量範囲：1～410（m/z）

　・イオン化方法：電子イオン化法（EI）

光イオン化法（PI）任意選択可能

　・測定雰囲気：He、20%O₂/He

【メーカー】

株式会社リガク

【型式】

Thermo Mass Photo

【使用料】

3,830円/時間