公開日 2022年08月25日
山口県産業技術センターに設置してある「衛星データ解析技術研究会」会員である株式会社エイム(宇部市)をメンバーとするプロジェクトチームが経済産業省「政府衛星データプラットフォーム「Tellus」に実装するアプリケーション/解析ツールの開発及び実証事業」に応募した結果、下記のとおり採択されましたのでお知らせします。(全国 応募件数:8件、採択件数:5件)
※Tellus…民間企業が衛星データを利用しやすく、かつ、AI等も活用した民間の新規アプリケーション開発等が可能となるような政府衛星データプラットフォーム
記
[採択事業]
○アプリケーション/解析ツール名
複数衛星による海洋情報の合成ツール/SAR衛星による海上風速算出ツール
○アプリケーション/解析ツール概要
Tellusに搭載されている海面水温、クロロフィルa濃度の衛星データをベースとして、未観測エリアや雲による欠損個所にオープン&フリーで提供されている衛星データの情報を合成するツールを開発する。また、Tellusに搭載されている衛星データに加えて、オープン&フリーで提供されている衛星データを用いたSARの海上風速算出ツールを開発する。
○開発チーム構成 ※下線部は県内企業等
・(株)エイム(宇部市)
・(一財)リモート・センシング技術センター(東京都)
・(地独)山口県産業技術センター(宇部市)
○完了予定期間
2023年3月3日(金)まで
《参考》政府衛星データプラットフォーム「Tellus」に実装するアプリケーション/解析
ツールの開発及び実証事業
・実施主体:一般財団法人日本宇宙フォーラム(経済産業省委託事業)
・事業内容:Tellusに搭載している衛星データ又はオープン&フリーで提供されている衛星データと、他の地上データを統合し、ソリューション開発の基盤となる汎用性の高い新たなアプリケーション/解析ツールを開発・実証し、Tellusに実装する
・事 業 費:採択件数5件程度 計16,000万円(税込)