公開日 2022年09月20日
当センター設置の「衛星データ解析技術研究会」会員である株式会社常盤商会(宇部市)をメンバーとするプロジェクトチームが経済産業省「令和4年度産業技術実用化開発事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)」に宇部市を実証地域として応募した結果、下記のとおり採択されましたのでお知らせします。
記
○採択事業1
衛星画像を活用した道路区画線劣化度AI分析
※概要の詳細は採択事業一覧のとおり
●応募者 ※下線部は県内企業
・NECソリューションイノベータ(株)(東京都)
・(株)常盤商会(宇部市)
○採択事業2
高分解能光学衛星画像とAIによる固定資産異動調査効率化
※概要の詳細は採択事業一覧のとおり
●応募者 ※下線部は県内企業
・(一財)リモート・センシング技術センター(東京都)
・(株)常盤商会(宇部市)
《参考》令和4年度産業技術実用化開発事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)
・実施主体:一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構(経済産業省委託事業)
・事業内容:地方公共団体又は民間企業等が行う様々な産業・地域の課題解決に資する衛星データ利用ソリューションの開発に対して補助金を交付
・事 業 費:計80,000千円(採択予定件数16件) 補助率1/3以下
・実証予定期間:2023年2月28日(火)まで
[採択事業一覧]
○採択事業1
衛星画像を活用した道路区画線劣化度AI分析
●概要
道路の区画線等の劣化状況の把握等については、整備範囲の広さと整備数の多さからその監視業務の効率化が課題となっていることから、衛星データの広域性を活かして道路区画線の劣化状況をAIで分析し、道路管理業務の省力化やデジタル化の実現を目指す。
●構成 ※下線部は県内企業等
・NECソリューションイノベータ株式会社(東京都)
・株式会社常盤商会(宇部市)
・宇部市(土木建設部道路整備課)
○採択事業2
高分解能光学衛星画像とAIによる固定資産異動調査効率化
●概要
固定資産税・都市計画税の課税にあたっては、市内全域における固定資産異動調査が行われているが、その実施にあたっては、膨大な時間と労力を要していることから、高分解能光学衛星画像とAIを用いて費用対効果の高い、効率的な調査の実現を目指す。
●構成 ※下線部は県内企業等
・一般財団法人リモート・センシング技術センター(東京都)
・株式会社常盤商会(宇部市)
・宇部市(総務部資産税課)