示差走査熱量計(DSC)(しさそうさねつりょうけい)
用途
有機物やプラスチック、セラミックス、金属材料の状態変化による吸熱反応や発熱反応等の相転移を測定
融点、ガラス転移点、結晶化、硬化点などが測定できます。
仕様
○測定温度範囲
(通常)-80~500℃(降温調整可能)
(要相談)常温~725℃(降温調整不可)
○測定雰囲気
窒素
○試料と測定容器
試料サイズ:5mmφ以下
重量:1~10mg(通常5mgで測定)
サンプルパン:Alオープンパン
※Alオープンパン以外の容器で測定する場合は利用者の方がサンプルパンをご準備ください。
※測定温度範囲でガスが発生する試料は測定できません。TG-DTAをご利用ください。
○オプション機能
・比熱容量測定
・温度変調測定
・試料観察測定(要相談)
温度範囲:-50~300℃
※試料観察測定は、事前に通常のDSC測定を行って、測定温度範囲で問題がないことが確認された試料に限定されます。必ず事前にご相談ください。
メーカー
株式会社日立ハイテクサイエンス
型式
DSC200
機器分類
材料物性試験
利用区分
料金
820円/時間
設置年度
平成36年度
