動的粘弾性測定装置(DMA)(どうてきねんだんせいそくていそうち)

用途

高分子材料に周期的な振動荷重を与え、弾性や粘性を温度の関数として測定する。ガラス転移、緩和など高分子の分子運動や分子構造に関する情報を取得できる。

仕様

○測定温度範囲
(通常)室温~600℃(降温制御不可)
(液体窒素使用)-150~600℃(降温制御可能)
※液体窒素は利用者の方がご準備ください。通常、20~30L必要になります。

○昇温速度
0.01~20℃/min
(通常、2℃/min)
※10℃/min以上も設定はできますが、設定温度通りに昇温できません。2℃/minでの測定をお勧めします。

○測定周波数
0.01Hz~200Hzの正弦波と合成波
通常は1Hzで測定

○測定モードと試料形状
・引張
長さ:25~55mm(通常40mm)
幅:10mm以下(通常5mm)
厚さ:3mm以下(通常1mm)

○曲げ
長さ:50mm±2mm
幅:16mm以下
厚さ:5mm以下
○オプション機能
・マスターカーブ解析
厚さ:5mm以下

○圧縮
長さ(厚さ):15mm以下
断面:φ15mm以下

メーカー

株式会社日立ハイテクサイエンス

型式

DMA200

機器分類

材料物性試験

利用区分

料金

650円/時間

設置年度

平成36年度