公開日 2015年05月07日
この度、日本銀行下関銀行が公表した「山口県の日本酒製造行の取組み~地域産業の活性化の一例~」にて、
山口県産業技術センターの以下の取組が掲載されています。
・1990~2000年
「山口清酒技術会」や「山口県工業技術センター(山口県産業技術センター)」などが中心となり、山口県産酒高付加価値化への取組が行われた。
・2000~2010年
山口県産業技術センターや広島県にある独立行政法人酒類総合研究所などが、引き続き研修会や勉強会を通じて技術・ノウハウの伝達を行い、
高付加価値化への転換を支援した。
・県産米「西都の雫」の振興 (山口県酒造組合、JA全農やまぐち、農業協同組合、山口県産業技術センター)
「山田錦」と比べて栽培が容易で、独自の風味を付加する効果を持つ「西都の雫」の生産奨励や利用促進を進めている。
・酒米の品質を基準とした価格設定制度の導入(山口県産業技術センター、JA全農やまぐち、農業協同組合、山口県酒造組合)
酒米農家が酒蔵と直接コミュニケーションし、生産拡大に向けた課題を整理。中長期的な需要見通しに基づき、生産計画を策定。
なお、「山口県の日本酒製造行の取組み~地域産業の活性化の一例~」は日本銀行下関支店のホームページでご覧いただけます。